プロジェクトとは!


   当社は、これまでご支援いただいた皆様のご厚情により、
  2010年3月に会社設立20周年を迎えることができました。
  
  これを機に、当社の技術を社会貢献に活用することを考え、複数の社会福祉法人と連携し、
  ITと福祉の融合をスローガンに障害者の日常生活を豊かにし、
  障害者は元より、その家族、福祉活動に携わる支援員の活力向上に寄与することを目的として
  開発に取り組むことを決定しました。
  
   なお、現時点における開発協力者(本活動グループの構成員)は、以下のとおりです。
  
   ■株式会社ユニコーン(当社)
    ~システム開発全体を主導
  
   ■社会福祉 法人交響
    ~障害者の生活・就労支援
  
   ■社会福祉法人 柏学園
    ~発達障害児の相談・発達支援
  
   ■比治山大学 現代文化学部
    ~心理学的立場からの専門知識の提供と機器の有効性の評価
  
   ■広島大学 大学院 保健学研究科
    ~理学療法及び生活制御学の立場からの専門知識の提供と機器の有効性の評価
  
   ■経営コンサルタント
    ~機器の商品化および販売に関するサポート
  
   ■グラフィックデザイナ
    ~機器およびソフトウェア画面等のデザイン
  
   重度の障害をもつ障害者は、介助者による日常生活支援が不可欠であるため、
  どうしても本人の意思に基づく自由な行動を行うことが難しいという側面を持っております。
  
   また、自発的な行動経験が少ないことは、日常生活動作がある程度可能な障害者においても、
  就労支援の現場などで指導員の指示に一方的に依存するような態度をもたらしやすいことが、
  福祉の現場では問題となっております。
  
   これに対して、本事業では、重度障害者の生活や就労活動を支援するため、
  テレビやパソコンを身体の残存機能を用いて操作可能とする製品の開発や、
  障害者の日常に娯楽を提供できるような製品の開発を行うことを目的としております。
  また、重度障害者が自分の力で機器を操作し、必要な情報を得て社会活動を行うことは、
  彼らにパソコン等を活用した就労機会を提供するだけでなく障害者自身の自己効力感を高め、
  ひいては自尊心を形成するのにも役立つと考えられます。
  
   なお、製品の開発・評価にあたっては、理学療法や心理学の知見を踏まえて
  障害者の状態に応じた有効性の検討を行うとともに、
  社会福祉法人の協力のもとで実際に障害児者に使用・評価していただいております。
  
   本事業は、広島市におけるソフトウェア開発会社、障害者福祉施設、大学、
  経営コンサルタント、デザイナーといった異なる業種が連携することで、
  障害をもった人々の尊厳を尊重し、社会正義の実現に貢献するものです。